「趣味は何？」隠れオタクに危険な質問

またつまらぬ嘘をついてしまった

初めて会った人との会話の糸口としてよく使われるのが趣味のこと。
自己紹介や履歴書でも出現率が高い項目ですが、これがなかなかに困る
ことでもあります。
趣味・読書と答えていますが、漫画の方が多いし読書家とは言い難い。
映画も好きだけれど、そんなにこだわりはない。好きな映画を3つ答え
てと言われても咄嗟に出てこないです。
本当は怪獣やヒーローが好きで、小説だってキャラ読みが基本なんです。
休みの日は録画したアニメや特撮を観て過ごし、お出掛けは本屋巡りぐ
らいで終わってしまいます。
でも、そんなこと正直に言えないので「趣味は読書です」と答え続けて
何年経つのやら・・・
嘘ではないけれど100％本当でもないことで欺き通すのは注意が必要で
す。
いつボロが出るかわからないですからね。

擬態していることを後ろめたいと思うこともないこともないですが、こ
れはつまり服と同じです。
人前に出る時に服を着るのは当たり前。体を隠すのが普通のこと。
オタクを隠すのも普通のことです。人の目がありますからね。
そういうことにしておきましょう。

そもそも、世間一般ではどこからがアウトなのかわからないのが問題で
す。
ディズニーはよくてプリキュアはダメだという。
どっちも愛や勇気をもって困難に立ち向かうのに。
ゴジラはいいけど戦隊ヒーローはダメだと。
どっちも地球や宇宙の平和を守っているのに。
自分が好きなものを言っても否定されないかどうかわからないと危険で
す。
事前にいろいろ調べておかないと安心して喋れませんよ。
もしくは、徹底的に聞き役に徹することですかね。