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2017年3月27日月曜日

トクサツガガガ 第31話 「仲間ってなんだろう」の巻

仲間になるには・・・

同志・みやびさんによって、会社の同僚達にアイドル好きであることがバレ
てしまった北代さん。
どうしてバラしたのかみやびさんを問い詰めるも、みやびさんは全く隠さな
いタイプの人で、北代さんの怒りと状況の不味さが通じていない。
寧ろ、これを機にアイドルオタクを公言しようと提案する。
この発言に、とうとう北代さんの怒りが爆発した。

そして現在、定期入れのステッカーについて尋ねた仲村さんにもその怒りが
向けられた。
仲村さんの脳内に、処刑ソング「仲村死すべし」が鳴り響く。
それでもなんとか自分は隠れオタクであることを告げ、最大の謎、北代さん
の過去に何かあったのではないかと口にする。

アイドル好きがバレた後、会社の皆は引いたりしなかった。
しかし、アイドル=恋愛対象と捉えられ、訂正しても聞き入れてもらえない。
どんどん情報は広がり、やめて欲しいと言っても理解されない。
自分達は気にしていないから隠さなくていいと。

嫌だと本人が言っていても気にしない人々から受けた傷を抱えた北代さん。
ジャンルは違えど仲間である北代さんに、仲村さんが出来ることとは・・・⁉


貴方の常識は私の非常識


人の数だけタイプは違う。周囲に隠さない人もいれば、そっとしておいて欲
しい人もいる。
心の触れて欲しくない部分に踏み込んで、勝手に理解ある振る舞いをするの
は迷惑でしかない。

仲村さんが出した答えは「何も聞かないこと」
仲間だからといって、一方的に踏み込んではいけない。
「仲間」は互いに心を許して「仲間」なんだ、とはシシレオーの言葉。
心のデバガメ怪人を必死に押さえつけます。


おそらく、会社の人達は明るく受け入れることが偏見のないことだと思って
いるのだろうけれど、それは彼らのオタクに対するイメージであって、北代
さんのことではないんですよね。
そして、北代さんを窮地に追いやったみやびさんも、バラすことは彼女にと
って悪いことではなかったけれど、北代さんには非常識なことだっただけ。
けれど、北代さんは実際に苦しんでいます。
北代さんも悪いことはしていないのに。

「仲間」になるためにはどうすればいいか考えるシシレオー達。
仲間を拒絶するレイに出来ることは何もしないこと。
仲間と言わず、仲間にならない、つまり完全に手詰まりです。
しかし、これ以上レイを傷つけないためにはこれしかありません。
「じゃあ、レイはもうずっと独りってこと?」
チェルダの言葉が突き刺さります。
レイと北代さんはこれからも誰も寄せ付けずに生きていくのでしょうか・・・

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