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2017年1月8日日曜日

子供のころの雪遊び その2

自然との戯れ

滑るだけが雪の遊びではありません。
握ると固まって雪玉を作れる雪と、サラサラして固まらない雪があります。
このサラサラの雪は形が作れないので、そのまま掴んで辺りに撒きます。高
く投げれば投げるほど綺麗なわけですが、風向きに気を付けないと自分に返
ってきてしまいます。
襟元から侵入した雪の冷たさは恐ろしい。

子供のころはなんかそういう雪だという認識でしたが、このサラサラした雪は
パウダースノーだったんですね。
寒気が激しい時に降る、湿り気が少ないサラサラした雪のことだそうで、ゲレ
ンデに降るものだと思っていたのですが、そうでもなかったようです。
雪を撒くイメージは、「アナと雪の女王」のエルサの魔法ですかね。今の子供
達なら真似してると思うんですが。

雪の上に寝そべるのも楽しいですね。
立ったままとは違う空が見えます。普段は外で寝転ぶことはないので妙な感
覚がして、冬の空気だからかピンと張り詰めたようではっきりとした青空なん
です。
昔、まだ誰も踏んでいない空き地の雪を進んで、寝転んで見上げた空を今も
覚えています。

黒い手袋の上に乗ったふわふわの雪は結晶がよく見えます。
気温が低くないといけないそうですが、肉眼でも見えるぐらい、意外と大きい
んです。

車に何度も押し固められた道路の雪は、巨大なブルドーザーによって割れた
りして小さくなり、道路脇に寄せられていきます。
軽くて硬い雪の塊は、チョーク代わりとして重宝されましたね。コンクリートの
壁に文字や絵を描いたり、大根おろしのごとく削ったりしました。
ただ、塊だと喜んで拾うと、圧縮の少ない普通の雪だったということもあります。

他にもフードやカバンに積もった雪を払ったりジャンプして自分で降らせる、な
んてこともしました。
2016年の秋頃にきいた話だと、カマキリの卵は結構高いところに産み付けら
れていたそうなので、積雪は多いと思うんですが、どうなることやら。

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