一緒に別行動
聖地・中野へ吉田さんと共にやって来た中村さん。人生初の特オタ仲間とのお出掛けイベントとあって楽しくて仕方がない。しば
らく一緒に回ったが、少し目を離したすきに吉田さんはどんどん先に行ってし
まう。
慌てて追いかけるものの、右も左も魅力満載なお店が誘惑をかけてくる。
それはさながらギャルゲーのよう。中野メモリアルにて、とうとう吉田さんを見
失ってしまった。
運悪く携帯を忘れてきてしまい、連絡が取れないなら探しに行った方がいい
のではないかと、頭ではそう判断している。せっかく2人で来たのだから。
しかし、自分の欲求は曲げられない。
いつも趣味を優先し、集団行動を断り続けるというのに、仲間と行動を共にし
ようなどおこがましい。一人悩みながらも目当てのものを手に入れる。
そんな中村さんは、仲間といるべきではないのか・・・⁉
離れていても趣味は一緒
一人なら自分のペースで誰にも気を使うことなく回れる。買うか買わないかじっくり考えることも、目当てのものがなっかったら、さっさと次の店に行くことも
相談なしですぐに実行できる。
そのやり方を変えられないなら、仲間と行動する資格なんてないのでは・・・?
しかし再会を果たした吉田さんの手には、中村さん以上の大物がごっそりと。
どうやらお互い様だったようです。
ずっと一緒にいなくても、それぞれが楽しめて、何を買っても気にしなくてもい
い気軽さを仲間と言う。それでいいんじゃないですかね。
次に遊ぶ予定を決める様をリア充っぽいという中村さん達。仲間がいてこその
会話ですね。仲間過ぎて予定が嚙み合わないアクシデントも同時に発生しまし
たが。
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