用事の格差
6月末の土曜日、暴風雨により帰宅困難者となっていた仲村さん。本来お休みなのだが、会社の合同イベントの手伝いのため土曜出勤。
そのまま飲み会に連行され、台風接近で電車は運休。
獣将王をリアルタイムで見たい仲村さんは、同じ方向の人々と歩いてみるこ
とにした。
しかし、デートのために高目のヒールを履いたチェルダっぽい人が、やはり
歩きにくく休憩をとることに。土日も関係なく働き、疲れ切っている周囲から
すると、デートの予定を立てられるチェルダ(仮)はお気楽なもの。ついチクチ
クと嫌味を言って八つ当たりしてしまう。
気が付けばもう午前4時を過ぎている。1時間ぐらいで家に着けるだろうが、チ
ェルダ(仮)の足ではどうなるか分からない。
すると、自分のことは置いて行け、と死亡フラグを立てることを言い出すチェル
ダ(仮)。皆働いて台風で大変な目に遭っても頑張っている。それに比べたら自
分のデートなんてちっぽけなこと、ぐずぐず言ってはいけないと。
だが、チェルダ(仮)を置いていこうとした一行に、仲村さんはそれは違うと立ち
上がって・・・‼
その用事の重要度は誰が決める
楽しいことも悲しいことも、苦労だって本人にしか分からない。自分より忙しい人がいるからといって、自分の疲れが消えるわけじゃないですからね。
大事なものは誰がなんと言おうと大事。比べるものじゃない。
TVのリアタイ視聴だろうと、二度寝だろうとその人によっては何ものにも代えが
たい、かけがえのない時間です。
自らの保身のために言っただけのことが、チェルダ(仮)を救い、忙しさで余裕を
失くした人々の心から棘を抜き去りました。小野田君の中での仲村さん株がま
た上がっています。
そんな優しい仲村さんを待っていたのは、爽やかに白いボールを打つ選手達。
どうやっても避けられない全米オープンゴルフ。特撮放送休止に、仲村さんは
ただ静かに現実逃避をするのでした・・・。
ゴルフやマラソンは、他局にお引越しするご予定はないですか?
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