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2017年2月6日月曜日

トクサツガガガ 第23話 涙を拭いたら、勇気満タン!

背中を押してくれたのは

任侠さんに笑顔でプレゼントを差し出す仲村さん。
何らかの見返りを要求されると警戒する任侠さん。
多少の下心はあるものの、先日のてれびくんのお礼を持ってきただけで、中
身は初代ラブキュートの鞄。
するとそこへ忍び寄る黒い影が。
任侠さんのお母さんがおたま片手に聞き耳を立てていた。女の人の「プレゼ
ント」という声に反応してして現れたのだと言う。
しかも、受け取った物は何かという答えてはいけない質問をしてきた。仲村
さんにも任侠さんにもかなり不味い状況。必死にごまかそうとする仲村さん
をよそに、任侠さんは当たり前のようにラブキュートグッズであることを白
状した。
お母さんも驚くこともなくあっさり去っていく。
なんと任侠さんは親にオタクであることを認識されていた。神出鬼没なお母
さんに隠し通すことは不可能だった。

そんなお母さんから語られる任侠さんの過去。
小学生の時、暗い部屋で女の子向けアニメを見ていてお母さんをドン引きさ
せたこと。
学校に行きたくないと泣いていたこと。
実は背が高いために何かと期待され、頼られて、出来ないと理不尽に責めら
れていた。そうしているうちに、だんだん学校に行くのが怖くなってしまっ
た。
そして、暗い部屋でアニメを見る任侠さんの姿に、お母さんはこうなったの
はアニメのせいなのではと思ったのだと言う。
しかし、そう思っても任侠さんを止めなかった。
お母さんがラブキュートを取り上げなかった理由とは・・・⁉

禁じようともこう育つ

上手くいかなかったり、辛かったり、我慢は出来ても苦しいことがある。頑
張れば何とかなるだろうけれど、その気力すら失ってしまう。
そんな時、力を分けてくれるもの。もう少しだけ気力を振り絞れるもの。
仲村さんにとっての特撮であり、任侠さんにとってのラブキュートがそれな
んです。
全ての問題を解決してくれはしないけれど、苦しくても頑張れる。

泣き虫で、なりたくてラブキュートになったわけじゃないけれど、泣きなが
らでも戦うティアールや支えてくれるスマイリー。
そして、無理に止めようとしなかったお母さんのおかげで、任侠さんは学校
に行く勇気を持つことができました。

しかし現在、お母さんは大人になる前に止めるべきだったかと考えていまし
た。まさかそのまま成長するとは思わなかったようで、仲村さんに相談をし
てきます。
その言葉は仲村さんにとっても痛い言葉。思わぬところでダメージを受けま
す。
これに対する応えは、仲村さんの行動が物語る。
任侠さんが持ってきた食玩を迷うことなく2つ購入。
禁止されて育った末に、立派なオタクに成長したその姿。
どのルートを選んでも未来は変わらないということです。

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