オタク以前、それは前世の出来事の如し・・・
アンパンマンやドラえもんを観て、買ってもらった玩具で遊び、空箱で工作を作って育った。
でも、具体的には思い出せない。
今はもう遠い過去の良い思い出だから。
なんてことでは全くなくて。
「オタクになる前の記憶がなくなる」という都市伝説を知ったので、まさかと
思いながら記憶を手繰ってみたのです。
すると、なんということでしょう。
ポケモンにハマったところまでは遡れるのに、それ以前が断片的。
箇条書きで自分史が作れてしまう。
噂は本当でした。
何をして遊んでいたのか、寧ろ何を楽しみに生きていたのか。
そもそも、何故この路線に来たのか。
ポケモンだってあの当時は日本中のお子様がハマっていたわけで、それ自体は
極普通のことでした。
やがて成長し、周囲のトレーナー達が一般社会へ旅立って行きました。
それなのに、なぜ私は少数派であるオタクに進化してしまったんだ。
ジャンプに週刊と月刊があることすら知らなかった非オタク時代。
夢の内容を覚えていないのと同じことが起きているのでしょうか。
劇的な変化の訪れを「生まれ変わった」と言います。
オタクの発現は生まれ変わりなのかもしれません。
だから以前の記憶が消えたのかも。
オタクになる前の記憶=前世の記憶。
そう考えれば、思い出せないのも納得がいきます。
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