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2017年4月30日日曜日

キュウレンジャー 第12話 11人のオールスター

取り戻せ、宇宙の幸運

前回のラッキー敗北戦を研究し、イカ―ゲン攻略法を探るキュウレンジャー。
どんな攻撃も回避する予知能力が厄介すぎます。
司令は頭、肩、膝にあるクリスタルが予知能力の発動体ではないかと予想
し、今回の作戦はそれを確かめること。
2週連続でカッコいい司令。
ずっとこれならビッグベア総司令も何の憂いもなく成仏できたのに。
いや、そうなっていたらコグマの戦士が誕生しなかったかもしれないし・・・。

地球降下組は青、金、銀、緑、オレンジ。
キュウレンジャー始まって以来、初のラッキー不参加です。
「宇宙一アンラッキーな男」というイカ―ゲンの言葉が頭を過るラッキーは、
弱々しく選出メンバーに頼むとだけ言い出て行きます。
そんなラッキーに皆、特にガルは何か言いたそうです。

イカ―ゲンの弱点を暴き、トモキュータマの奪還が今回のミッション。
決して無理はしない方針だったのに、地球に着いて早々イカタココンビにお
出迎えされてしまいました。
やはり攻撃はかわされ、同時攻撃も奇襲も通じない。
まるで背中にも目があるようだと言ったハミィの言葉で司令はひらめきまし
た。
例のビリヤードでヘビキュータマをナーガに届けます。
これはラプターがいない時は他のお留守番メンバーがやるんですよね。
まさかビリヤードは装置の一部なのか。

大量の蛇が放出され、イカ―ゲンの周りを飛び回ります。
特にダメージを与えるわけでもなく鬱陶しいだけですが、一瞬戸惑ったイカ
―ゲンの様子に司令は確信を得たようです。
5人に撤退命令を出します。

実はイカ―ゲンに予知能力はありませんでした。
高度に発達した目をいくつも持っているため、死角がなかったのです。
運命なんて見えていなかった。
タネが分かれば簡単と思いきや、10個も目を持っているイカ―ゲン。
つまり、10人同時攻撃に対応可能ということです。
しかしキュウレンジャーは11人もいます。
10人で目を抑え、1人が本体を攻撃。
この作戦でイカ―ゲン攻略も不可能じゃありません。

キューレットを回すと見たこともないキュータマ出現。
キュウレンジャーキュータマという、全員出動の合図なんだとか。
わざわざ入れたんでしょうか。
これだけのために存在するとも思えないので、いずれ活躍する日が来るに違
いないキュウレンジャーキュータマ。
その日まで合図として世を忍ぶと見ています。
やる気満々のキュウレンジャーですが、それは10人だけで、ラッキーは自分
には無理だと言って去って行ってしまいます。
幸運を失ったラッキーは自信の欠片もないようです。

宇宙を取り戻すのではなかったのかと問う司令。
宇宙一の幸運男を自称するラッキーですが、本当はラッキーではなかったと
語ります。
子供の頃両親と離れ離れになり、脱出カプセルで一人辺境の惑星に辿りつい
たという過去。
やはり故郷は滅ぼされてしまったと考えていいんでしょうか。
そんな生い立ちの自分は全くラッキーではなかった。
司令は幸運だろうと何だろうと関係ないと言います。
しかし、ラッキーは自分が幸運であることにこだわります。
キュウレンジャーになれたのも幸運だったからだと。
運だけでなれる救世主なんて、ハミィが聞いたらダンスの時のように怒りま
すよ。
ラッキーは運だけの男じゃないとあの時言われていましたしね。
司令もラッキーがキュウレンジャーになれたのは、どんな時でも自分の幸運
を信じていたからだと言います。
自分の幸運、つまり、自分を信じ続けて本当に幸運を呼び込むのがラッキー
という男だと。

それでもまだ悩むラッキーのもとへガルがやって来て鉄拳制裁タイム。
殴り返そうとしたラッキーでしたが、あっさり止められてしまいました。
その様子は第1話の逆。
かつて、ジャークマターとの戦いに敗れ一族を失ったガルに、もう一度戦う
意志を取り戻したのはラッキーでした。
そのラッキーには戦い続ける責任がある。
ガルも他のキュウレンジャーもラッキーの運を信じている。
お前の運を試せと喝を入れるガル。
独りになったガルに一緒に戦うと約束したラッキーが離脱するなんて、ガル
には我慢ならないことですよね。

ドン・アルマゲと通信するイカタコ。
サソリ座系のカローが地球に送られてくるそうです。
サソリということはスティンガーと因縁がある敵というわけでしょうか。

キューレットにキュータマを入れて回すラッキー。
1つしか入れていないので、当然出てくるのはシシキュータマのみ。
運は関係のない結果ですが、ガルの言葉を思い出し出てきたキュータマを掴
み、「よっしゃラッキー」と口にします。
それは挑むようにも見えます。

そしてVSイカ―ゲン総力戦。
イカ―ゲンを取り囲み10人一斉攻撃を仕掛けますが、余裕でかわされ撃ち返
されてしまいます。
もともと11人いないと上手くいかない作戦でしたが、ここで衝撃の事実が発
覚します。イカ―ゲン本人の口から。
眼は10個どころではなかった。
吸盤だとばかり思っていた全てが目だったのです。
百眼小僧だったイカ―ゲン。全身ペンキまみれにでもしないと勝てません。

変身解除されピンチのキュウレンジャー。
そこへ遅れてやって来たラッキー。
フタゴキュータマで増殖を続け、あっという間にイカ―ゲンを取り囲んだラッ
キー軍団の一斉攻撃。
遂にイカ―ゲンの目を封じることに成功しました。

目をやられて予知できなくなったイカ―ゲンは、キュウレンジャーの猛攻に成
す術がありません。
1対11は卑怯じゃないかと、問われ続けているヒーロー問題を叩きつけるイカ
―ゲン。
悪いヤツなら袋叩きにしてもいいのかと疑問視され、暴力表現だとまで言われ
てしまうこともありますが、そもそもキュウレンジャーは1対11などではあり
ませんでした。
平和を願う宇宙の全てが相手だったのです。
強敵イカ―ゲンを撃破し、トモキュータマを奪還。

巨大化したイカ―ゲンにキュウレンオーとリュウテイオー、合体からあぶれた
ボイジャー3体で挑みます。
突如振り出す雨。
巨大イカは触手を振り回し近づけないし、雨は演出ではなく酸性雨でした。
例の宇宙のどこかではないので、地球にも被害があるはずなので迷惑極まり
ない攻撃です。
ボイジャー班が雲を切り裂き雨を止めました。
これで思いっきり戦えると意気込むロボ達が突然光り出します。
合体せよという合図だったようでキュウレンオーがリュウテイオーをおんぶし
て巨大イカ―ゲンを撃破しました。

トモキュータマを取り戻し、ラッキーの幸運も戻ったオリオン号。
いつもの活気が帰ってきました。
しかし、地球には新たなカローが到着していました。
スティンガーを懐かしい男と言う、そのカローの名はスコルピオという。
スティンガーの兄・スコルピオはヒューマンタイプだったはずですが、随分硬
そうな外見をしています。
これが故郷を裏切りジャークマターに組した結果、手に入れた力なのでしょう
か。
スティンガーには辛い戦いになるのは確かです。

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