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2017年6月1日木曜日

メインとサブ、重要なのは

無くても成り立つ、でも困るもの

名は体を表す。
主人公の名前がそのままタイトルになる作品も多く、メインキャラ達によっ
て物語は進む。
いわば、メインキャラは基礎であり本体である。
サブキャラは名前があろうと無かろうとその他大勢であり付属品。

しかし、そのサブなしではメイン勢の活躍もない。
聖剣がなくては勇者は魔王に勝てず、敗者がなければ勝者の栄光もない。
蕎麦にネギがいなければ一味足りず、タバスコなくてはピザは完成しない。

パスタも焼きそばもサンドイッチもタバスコが欠かせません。
むしろ、タバスコを食べたいがためにこれらを選んでいるのかもしれません。
ひやりと冷たい酸味と、口の中に沁み込む熱を帯びた辛味が癖になる。
けれど、タバスコ単体では得ることが出来ないものです。

いくら好きだと言っても、タバスコは調味料。
それだけでは楽しむことなど無理なのです。
主人公がいない物語は始まりすらしないし、勇者に使われない聖剣はどこか
に埋まったまま、勝ち負け以前に対戦相手がいない。
メインとサブが上手く噛み合ってこそ、よいものが出来るというわけです。

我が家のタバスコが残りわずかになったことに気づきまして、自分が如何に
タバスコを消費しているか考えた時に浮かんできた、どうでもいい考えでし
た。
そして、酒やたばこの値上がりに動揺が走った人々。
どちらも嗜まない者からすると、その危機感はよくわからなかったのですが、
それをタバスコに置き換えてみると思いの外動揺が広がりました。
思っていたよりもタバスコを求めていたようです。

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