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2018年1月21日日曜日

キュウレンジャー 第46話 希望と絶望のはざまで

生き方は違えども、大切な仲間のままで・・・

巨大モライマーズとクエルボを倒すために地球に降りたキュウレンジャー。
眼下にはインダベーやツヨインダベーの大軍が迫ります。
司令からの最後の指令
「皆死ぬな、平和になった宇宙を全員で確かめるんだ」

小太郎を中心としたキュウレンオーとリュウテイオーで巨大モライマーズを
攻撃しますが、バリアに阻止されます。
クエルボを倒さない限りモライマーズも壊せないと本人から説明されます。
地上戦ではスティンガーとナーガが足止めを引き受け、ラッキーとツルギを
先に行かせます。

この前日、ツルギはクエルボのことを何も分かっていなかったと嘆いていま
した。
自分は人の心が分からない男だと。
確かにそういう所はあったけれど。
一緒に戦ってきたラッキーは否定しました。
戦いが終わっても仲間だと言ってくれるかと問うツルギに、ラッキーは当た
り前だと答えました。
何だかツルギの言葉に引っ掛かりを覚えたのですが、気のせいでしょうか。

クエルボが姿を現します。
ラッキーを今の盾と称し、ツルギに見下されていると言います。
しかし、ツルギはクエルボが自分の盾となって散って逝ったことを悔やみ続
けていました。
本当に大切な仲間でした。

けれど、クエルボはツルギを仲間だと思ったことは一度もないと口にします。
仲間は利用するかされるかだけのものであり、盾になったのも守るためでは
なく、宇宙に自分の名を残すためだった。
これまでのクエルボ像がどんどん崩れていきます。

変身が解けたラッキーへの攻撃をツルギが庇い、変身解除。
ツルギが盾になったことに驚くクエルボ。
ラッキーは宇宙を救う男だからだと言うツルギ。
あの対立していた頃が嘘のようです。
しかし、これにムカついたクエルボはカラスキュータマを使い、ラッキーを
閉じ込めてしまいました。
キュータマはブラスターがなくても使用可能だったんですね。

ハミィに起こされたラッキーが目にしたのは、ボロボロになったキュウレン
ジャー達。
いつの間にかバトルシップオリオンにいました。
ツルギは倒され、結局クエルボが正しかったと皆諦めてしまっています。
キュータマも真っ黒になっています。
そして、地球最期の時・・・

クエルボによって絶望を見せられているラッキー。
諦めてしまえば幸せになれると言うクエルボ。
ツルギの知っているクエルボはそんなことを言う奴ではなかったのに。

最期の時を迎えるラッキー達。
しかし、ラッキーは諦めきれない。
今まで歯を食いしばって戦ってきたことが無駄なわけがない。
地球がカラスキュータマに変わりました。

追い込まれたツルギ。
そこへラッキーが復活してきます。
スティンガーとナーガも合流し、クエルボをモライマーズから追い出しまし
た。

バリアが消え、モライマーズ破壊に成功。
クエルボも撃破、元の姿に戻ります。
しかし、考え方はドン・アルマゲ装着時と変わりませんでした。
やはり、あれがクエルボの本心だったんですね。
実は悪意を増長されていたのではないかと少し期待していたのですが。
最後の悪あがきでツルギに切りかかりますが、一撃で切り伏せられました。
それでも尚、大切な仲間だったと告げるツルギ。
かつての右腕は灰となって崩れ、風に舞って行きました。

ようやく戦いは終わった。
しかし、そこへ響くのはドン・アルマゲの声。
ドン・アルマゲの目的は、ホウオウの力を持つ不死身の肉体を手に入れる
こと。
それに気づいていたツルギは、完全に乗っ取られる前に自分ごとドン・アル
マゲを葬ってくれと頼みます。
これが自分の生き方だと言って。
戦いが終わっても仲間だと思ってくれるなら。

だが、それは仲間を見捨てないというラッキーの生き方に反すること。
ラッキーは断り、ツルギはドン・アルマゲになってしまいました。
プラネジュームを吸収して再び不死身の力を得ようとします。
そしてキュウレンジャーも糧にしようと攻撃。

司令が盾となって皆を守りますが、カッコいい終わり方をしてゴメンと言い
残し吸い込まれてしまいました。
ドン・アルマゲが去った後、司令とツルギを失って絶望するキュウレンジャ
ー。
それでも顔を上げろと言うラッキー。
戦いはまだこれからだと言うその目には、諦めはありませんでした。

上げて落とす手法がキュウレンジャーは本当上手いですね。
でも、プラネジュームを利用すればツルギが生き延びられる可能性が出てき
ました。
宇宙を救ったお礼に皆のプラネジュームを分けてくれ。

次回、ドン・アルマゲとなったツルギとの対決。
スコルピオやオライオン、オリオン号にアスラン王、悲しい別れがたくさん
ありましたが、どうかツルギまでその中に入らないよう願いたいものです。

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