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2017年5月7日日曜日

キュウレンジャー 第13話 スティンガー、兄への挑戦

ゾンビの向こうに兄がいる

地球人達をひれ伏せさせて満足気なダイカーン・モンドムヨインダベー。
しかし、そんなやり方では生温いと言う男が現われます。
支配とは暴力・苦痛・恐怖だと説くその男は、前回地球にやって来た新たな
カロー・スコルピオ。
突然モンドムヨインダベーを尻尾で刺し凶暴化させます。
敵味方関係なく襲い始め、襲われた者も同じようになってしまいます。
急いで外に逃げようとしますが、扉を開けた瞬間流れ込んでくるゾンビ集団。
まさに逃げ場なしの恐怖から今週はスタートです。

オリオン号では、キューエナジー切れによりラシンバンキュータマがお休み
中でした。充電はどうやってやるんですかね。
そして小太郎、旅立ちの時。
研修プログラムのためにリベリオン本部へ行くのだそうです。
力を手に入れても知識ゼロでは救世主にはなれないようですね。
戦いの歴史や他の惑星について知っておかないと不利になりますし、いろ
んな機械の動かし方なんかも習わないと、いざって時にオリオン号が危ない。
でも、これまでのメンバーも研修やってたんでしょうか。
ずっと戦っていた気がするのですが、もしや通信教育で?
それとも、地球が田舎過ぎたから他の星座系出身者達よりも勉強が必要っ
てことですか。

地球がヤバいという知らせが。
住民が住民を襲っている悪夢のような光景が映し出されます。
今回の選ばれし5人は赤、緑、黒、紫、オレンジ。
しかし、チャンプとスティンガーの間には今も確執があります。
アントン博士の件をハッキリさせるまでは無理だとチャンプは言います。

地球についた5人が目にしたのは、ゾンビウォーク中の地球人+ダイカーン等。
ひとまずスティンガーがジャークマターを撃ちますが効果なし。
それどころか気付かれて襲われてしまいます。
背中を切られたハミィがゾンビの仲間入りし、ヒツジキュータマで眠らせます。
さすがにこの数を眠らせることはできないのか、タテキュータマでガードし退
却。

何か知っている様子のスティンガーに説明を求めようとした時、意外と早くお
目覚めのハミィが再び襲い掛かります。
青白い顔に赤い目のハミィをスティンガーが一刺し眠らせます。
解毒したという言葉通り、ハミィの顔色が正常に戻りました。
オリオン号へ解毒剤の作り方を送るスティンガー。
これで街を核ミサイルでまるごと消し去るなんてことをしなくて済みますね。

どこかの青い空間にいるスコルピオ。
力を手に入れるためにドン・アルマゲに忠誠を誓い、反逆者の処刑を任された
時のことを振り返っています。
この時に今の怪人態になったようです。
カローとしての初仕事が、キュウレンジャーの始末になるんだとか。

解毒剤が到着し、オリオン号にいるラプター以外の全員で配ることに。
ちなみに、解毒剤はBN団が作ったそうです。
この任務が終わったら、しばらく単独行動がしたいと言うスティンガー。
ちゃんと司令に許可を得ようとします。
無断での行動は命取りとかつて学びましたからね、報・連・相は大事。
もっとも、単独行動なんて勝手は、チャンプが許しませんでしたが。
しかし、司令はスコルピオのことが関係していると気づきました。
ゾンビ化し、攻撃を受けた者も感染する毒、自分が解毒できたことでスティン
ガーは兄が地球にいると確信したと言います。
ということは、以前にもこの毒が使われたことがあるということでしょうか。

兄のことを話すスティンガー。
一族を裏切り、ジャークマター最強の殺し屋になったスコルピオ。
チャンプは兄弟揃ってろくでもないと毒づきます。
ここで今回大人しいラッキーがピンときました。
反逆者を処刑していたということは、ジャークマターに抵抗していたアントン
博士殺害の犯人もスコルピオではないのか。
実はあの日、襲われた博士のもとに駆けつけ、解毒剤を尻尾で打ったが間に合
わず、その場面を目撃したチャンプに勘違いされてしまったのが真相でした。
仇として敵意を向けられても否定せず、自分が殺したと言っていたのは、本当
の犯人が実の兄だったから。
兄の罪は自分の罪。
スコルピオを見つけ、自らの手で倒すと言うスティンガー。
しかし、その話は後にして、今は地球人の救出が先と言う司令に従い、ゾンビ
毒の根絶作戦開始です。

一人一人にワクチンを注射して毒が抜けた人はボイジャーで安全な場所にお届
けするハミィ・スパーダ組。
地道な作業です。
ガルが囮になってゾンビを引き付け、ナーガが動きを止め、バランスが一気に
ワクチンを打つ。
有能過ぎるBN団。多数が相手の時には大活躍な能力を持つコンビです。
一方のスティンガーは一人で4人相手に尻尾でチクチク。
やはり便利な尻尾です。
子供の頃、兄にペンダントを貰った時のことを思い出すスティンガー。
その時の優しかった兄は、今はもうどこにもいない。
そう考えていると小太郎に、本当は今も兄を信じているのではないかと聞かれ
ます。

追っていた仇は間違いだったこと、真実が隠されていたことでスティンガーに
対する感情が複雑なチャンプ。
スティンガーにもいろいろあると言う司令。
本当は兄を救いたいと思っているとも。
スティンガーは司令が最初に見つけたキュウレンジャーでした。
スコルピオを探していたスティンガーは荒れていて、強いけれど冷静さはあり
ませんでした。
そんな彼にジャークマターを倒すために力を使うように諭したのが司令。
この話を聞いて、チャンプは在りし日のアントン博士の言葉を思い出しました。
救いたいという心を失えば、ただの機械になってしまう。
スコルピオを倒すことだけを考え続けてしまえば、スティンガーもただの機械
になってしまいかねません。
チャンプは考えます。

数に押されるスティンガーと小太郎。
大した戦闘力はなくても数の差があり過ぎます。
そこへチャンプが加勢に参上。
スコルピオを見つけてどうするのかをもう一度問います。
先程と変わらず倒すと答えますが、チャンプは信用できないと言います。
迷っているのがバレバレだと。
スティンガーがちゃんとやれるかどうか、一緒に行って見ていてやる。
これは自分達兄弟の問題だと拒否しますが、スコルピオはチャンプにとっては
アントン博士の仇。
もしスティンガーがやれなくても自分が倒す。
だから何もかも一人で背負い込むな。
これがチャンプの出した答えでした。

2人で過去に決着をつけてこいと言うラッキー。
アルゴ船探索は他のキュウレンジャーに任せておけと。
こういう時、人数が多いと同時進行が出来ていいですね。
話が付いたところで変身してジャークマターゾンビと戦闘開始。
その様子を見ているスコルピオ。
スティンガーの成長を確かに来たようです。
元気一杯の若者達に対して、戦い過ぎて腰がたまらん司令。
座って休憩していると背後から看板を突き破った腕が。
パニック映画あるあるが司令を襲う。
戦闘に復帰した後は流石のカッコ良さです。
スマートに小太郎の手助けまでしちゃいます。

最後に残ったダイカーンゾンビ。
スティンガーと彼を相棒と呼ぶチャンプが撃破します。
味方のはずのカローにゾンビ化され、操られて唸っている間に爆散された
何とも悲しい奴でした。
兄とのことを後悔だけはしないようにすると小太郎と約束したスティンガー。
小太郎が安心して勉強できるように約束を守らないと。

ダイカーン巨大化イベント発生。
全員揃っていたリュウテイオーが応戦します。
しかしこれ、小太郎がいない間どうするんですかね。
司令以外は交換可能ということで誰かが加わるので解決でしょうか。
巨大ゾンビになっていたダイカーン。ゾンビ界に新しいジャンルが。
攻撃を受けたら大変なのでコグマボイジャーを激走させます。
ロボがゾンビ化したらどうなるんだ。
モライマーズロボ乱入。
キュウレンオーの乱入返しからのおんぶ合体で勝利しました。

屋上でロボ戦見学中のスコルピオのもとにゾンビツヨインダベー出現。
毒を打った張本人も襲うんですかね。
自分が創った怪物やウィルスに最後は殺される悪役みたいなものか。
尻尾を足に巻き付けて強化し、ライダーキックの一撃でゾンビを粉砕してし
まいました。
尻尾の可能性が広がる技を使用してきました。
サソリの兄弟の戦いは伸びる長い尻尾をバチバチ打ち合うものと思ってい
ましたが、それだけではなさそうです。

小太郎送別会。
スティンガーとチャンプは参加せずに出発してしまいました。
小太郎がかわいそうだと言いますが、小太郎とスティンガーは互いに信じて
いるから問題ないと答えます。
それぞれ目的を果たして、また会える日が来るでしょうしね。
そして、口下手な司令は送別の言葉の代わりに1曲歌い始めます。
途端にパニックに陥るオリオン号。
司令の歌声は究極の救世主達をも恐れさせる破壊力だったようです。
不参加の2人は、スコルピオのもとへ向かって行きました。

正直、2人だけで倒せるとは思えないです。
救うというのもどういう形でなのかもわかりませんし。
人数が多いということは、それだけドラマが多いということでもあったか・・・

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