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2017年10月13日金曜日

トクサツガガガ 第47話 鏡の中の学校

抗争はストレンジワールドで!

任侠さんのお店で懐かしの映画「ウラノガッコウ」を観て口が開く仲村さん。
子供の頃とは違った見方で楽しみ、今はコウモリ男の耳がどうやって動いて
いるのか気になって仕方がない。
自力では動かぬものを動かす操演の謎に挑む仲村さんに、種明かしをしたく
てソワソワする任侠さん。

そんな楽しい攻防にピンクの伝道師ことカナちゃんが再登場。
今日もオシャレなカナちゃんもウラノガッコウを観たらしく、怒涛のネタバ
レを披露する。
そしてラスボス・コウモリ男を倒したことにより、鏡の中の学校が崩壊する
ラストシーン。
歪んだ学校のセットを組んで撮影したという豪華な代物。
あれにはビックリしたというのが仲村さんの感想だが、カナちゃんにはそう
でもなく、建物が歪むなど当たり前のことだと言う。

確かにCGに慣れ親しんだ現代っ子にはチープに見えてしまうのは仕方がない
のかもしれない。
だが、そんなあっさり流されてしまうのは納得がいかない。
ピンクの伝道師と特オタの仁義なき戦いが勃発する・・・⁉

ねじれた世界が繋がる道へ


とうとう仲村さんも懐古怪人化するのか。
そう危ぶまれた時、引き留めたのは同じくウラノガッコウを視聴した小野田
君一家の体験談でした。

小野田君の姪が怖がったのはトイレのシーン。
しかし手が出てきて髪を引っ張る場面ではなく、特に変わったところはない
和式トイレの形にでした。
洋式しか見たことのない、存在すら知らない彼女には、鏡の世界の産物に見
えたようです。

このエピソードに抗争解決の糸口を見つけた仲村さん。
カナちゃんとの第2ラウンドに突入。
問題のシーンをどう思ったのか聞き出します。
するとカナちゃんから「怖かった」と意外な答えが。
この間は別に当たり前と言っていたのに。

小野田君の姪にとって、世の中のトイレは洋式しかない。
子供にとってシシレオーは2階ぐらいまでジャンプ出来て当然。
仲村さん達大人には、歪んだ学校はセットであるということがわかっている。
だが、カナちゃんはセットだとは考えていない。
そう、全ては前提が間違っていたのです。

歪んで見えるセットの凄さを語っていた仲村さんと、コウモリ男を倒したから
学校が歪むというストーリーを語っていたカナちゃんでは、感想が食い違うの
は当然のこと。
冒頭で子供の時とは違った見方をすると言っていたのに、見事にねじれた会話
にハマってしまいましたね。

そしてもう一つのねじれた話。
任侠さん、ミヤビさんより下の20歳であることが判明。
案外勝手に思い込んでいることはあるのかもしれません。

そういえば、学校の怪談って物凄く流行りましたが、実は1度も観たことがな
いことに今更ながら気づきました。
当時は怖いものが兎に角ダメだったもので、まぁ今も進んで観ようとは思いま
せんが。
観たことがないのでよく分からずに、二宮金次郎像の薪の数を数えるという遊
びについて行ったのも良い思い出です。

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