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2017年8月10日木曜日

トクサツガガガ 第43話 お金がないから諦める?

製作・仲村班始動

本屋で素晴らしい出会いを果たした仲村さん。
特撮の歴史が記された大判ハードカバー、ぜひ購入したい1冊である。
値段は約1万円、無理をすれば買えなくもない。

しかし、「仲村人生記」では来月の製作費が大幅に使われる予定。
「同級生の結婚式 大阪の陣!」にて新フォームを披露しなければならない。
これを削ってしまうと、6年前に購入したドレスを再び登場させたと見破って
来る同級生にファッションチェックされてしまう。
パンプスもカビの効果で魔力を宿してしまっている。

社会人として削ることの出来ない予算がそこにある。
結局、仲村さんは図鑑を諦めるしかないのか・・・⁉


チーム仲村、努力の果てに


お金がないのは仲村さんだけに非ず。
特撮は、生まれた時から低予算に苦しめられてきた。
それでも、どの作品も華やかで力に満ちている。

カルチャーショックを受けながらも、白石さんと藤井さんから諦めない心を気
づかされた仲村さん。
どんな低予算な作品も、大勢の人が意地と意見をぶつけ合いながら作り出して
いるというのに、全てを自分一人で動かせる「仲村人生記」を妥協作品にして
しまうわけにはいきません。

白熱の脳内会議が展開されていく。
ドレスをレンタルではなく買うことで浮いた予算を、本屋回に回すことをプロ
デューサーが承諾。
ショッピングロケ地も「それっぽく見える安価なもの」がまとめて揃うデパー
ト。
来週に控える飲み会は、結婚式出席を利用してカット。
弁当は夕食を再生怪人として登場させる。
照明代節約のために夜ロケは禁止。

こうして本屋回の予算を手に入れた仲村さんは、例の図鑑を迎えに行きました。
しかし、あったはずの場所には空白のスペースが。
まさか売れてしまったのか。
項垂れる仲村さんに、店のおばあちゃんが声を掛けます。
その手にはあの本。

仲村さんのために取り置いてくれていたんだと言います。
買わずに帰ったけれど、隣りにハシビロコウが現れるほど熱心に見ていた仲
村さんなら、お金がなくてもどうにか工面して買いに来ると思っていたそうです。

新フォームも本も手に入れた仲村さんは、吉田さんに本を貸す約束をします。
では来週のショーの時にと提案する吉田さんですが、仲村班のスケジュールには
なかった予定。
しかも、当日にチケット代を吉田さんに渡す算段になっていました。
チーム仲村、スケジュール確認を怠るという致命的なミスが発覚。
伝達ミスなんて起きようはずもない一人製作だというのにこれです。
大勢で番組を作り上げることのすごさを知った仲村さんでした。

ところで、白虎丸の最終回が仲村さんの脳内で再生された今回。
猫又エ門と対峙し、「誰も還ってこない」と言われていますが、一体何があった
のか。
丹羽庭先生は、いつか詳しく教えてくれるのでしょうか。

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