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2018年6月3日日曜日

ルパンレンジャーVSパトレンジャー 第17話 秘めた想い

不器用な男に向けた少女の恋

バイトで余ったという花を少女・末那からプレゼントされる圭一郎。
職場が明るくなると皆で喜んでいると礼を言います。
その言葉に肩を落とす圭一郎以外の全員。
花のお返しにレコードを貸します。

すると、一緒に聴こうと家へのお誘いが。
しかし、少女からの積極的なアプローチを自分は何回も聴いたからと断りま
す。
これは鈍感なフリをしているのか、本当に気付いていないのか。

勇気を振り絞って誘いをかけた末那を応援する初美花。
1人でじっくり聴いてと圭一郎は言ったけれど、初美花は一緒に聴こうと申し
出ます。

2人で歩いていると、出くわしたのはギャングラー・ネロ―。
逃げ惑う人々を眠らせていきます。
今回は甘酸っぱい話だというのに、おのれギャングラー。
末那の前で変身できないため、魁利達に連絡して逃走。


迫るタイムリミット

落としたレコードを取りに行き、ネロ―に狙われてしまった末那。
そこへレッドとブルーが助けに入ります。
コレクションの力で肩の一部が鞭のように伸びて攻撃してくるネロ―は、隙を
ついて逃げてしまいました。

末那の家はなかなかの豪邸で、バイトをしているというのは花壇で育てている
花をプレゼントするための設定でした。
圭一郎お勧めの曲「秘めた想い」が流れます。
あれは、子供の頃に憧れた庭のブランコ。

借りたばかりのレコードを明日返すと言う末那。
明日の夜にはオーストリアに留学してしまうからだそうで。
だから家に誘うなんて大胆なことをしたのか。

初心なハートが撃ち抜かれ

ネロ―に眠らせらた人達は未だ夢の中。
眠ったまま徐々に衰弱させていくのがネロ―の戦法だそうですが、ゴーシュに
は地味だと酷評。
結構えげつないと思うのですが。

初美花に末那の気持ちを受け止めて欲しいと頼まれる圭一郎。
本当に気付いていない方でした。
末那が来店した途端に鳴り響く銃声。
咲也がマジ恋に落ちた時と同じ音です。
つかさも日々、ぬいぐるみ達に撃ち抜かれているに違いない。

目に見えて動揺し始めた圭一郎は、テーブルに頭突きをお見舞いし、噛み噛み
の言葉を吐き出し、落ち着くためのハーブティーを一気飲み。
そしてようやく末那に話しかけます。
「ご健康とご多幸をお祈りいたします。」(敬礼付き)
以上、退場!

緊張してあれ以上は無理だった圭一郎。
それに、今はギャングラーのことで頭が一杯だと言う圭一郎に、なおも食い下
がろうとする初美花ですが、ネロ―出現とのことで中断。
せめて見送りに行ってと言いますが・・・

地味にヤバい能力

今度は被害者を出す前に到着したパト。
そこにイエローが乱入、1号もびっくりな気合の入れようです。
確かに1号のせいですが、あんまり言うと正体バレちゃう。
見送りに行かせようと焦り過ぎて、鞭を受けてしまいます。
一歩引いていたレッドとブルーは回避。
パト+イエローが夢の世界へ。

陽気に包まれた芝生で目覚めた初美花は、今ではあり得ない高校の制服を着て
います。
何故か幸せそうにラーメンを食べ続ける男を発見。
それは昨日襲われた人で、初美花はここが夢の中だと気づきます。
明晰夢ってやつですかね。

次に見つけたのは大量のぬいぐるみに囲まれたつかさ。
ここは夢の中だと告げますが、正気に戻ってくれません。
そして、幸せを感じる度にエネルギーが吸い取られていくようです。
ネロ―曰く、この世界は内側からしか壊せないらしい。

咲也が初美花の写真集を手に、サインを求めて来ました。
出した覚えのない妄想写真集。

お巡りさんとしてパトロール中の圭一郎に遭遇。
ギャングラーも事件もない平和が幸せだというのは圭一郎らしいですね。
彼もまた、夢だということを信じません。

大事なものは現実にしかない

今見ているのは夢の中の平和でしかありません。
現実ではギャングラーが暴れ、被害者は衰弱し続けています。
しかし、囚われている者は気づけない。

そんな中で唯一人正気な初美花。
彼女こそ親友との幸せな夢を見そうなのに。
そうならないのはきっと、夢を見ることも出来ないほど現実を叩きつけられた
からなのかもしれません。
過去を見るのでも、逃避するのでもなく取り戻すと前を向いているから。
だから甘い夢で誤魔化せない。

そして、それはパトも同じはず。
現実を思い出してもらおうと「秘めた想い」を口ずさむ初美花。
現実世界の末那のピアノと重なり、圭一郎を呼び戻すことに成功。
正気になった圭一郎は空を撃ち抜き夢から脱出。

イエローはすぐに立ち上がりますが、パトは力が入りません。
コレクションを回収しするとグッディ参上。
フラフラのパトを選びU号で一気に仕留めます。

時間がないというのにロボもパトカイザー。
クレーン&ドリルで悪夢を見せられ、ネロ―永眠。

秘めた想いを抱えて

空港でパトの活躍記事を見る末那。
グッディまさか、これを狙ってたとか。
「秘めた想い」を聴きながらエスカレーターを上って行きました。

結局見送りに行かなかった圭一郎に、花とレコードを渡しに来た初美花は理由
を尋ねます。
「二つのことを同時に出来ないから」
人々の平和のために全力を尽くす圭一郎だからこそ。
応えられないなら下手に期待させないのが誠意なのかも。

それに対し初美花は、「分からない、最低」と言って去って行きました。
頭では分かっていても、末那の気持ちを考えると分かりたくなんてないのでし
ょう。

再浮上する疑惑と氷野郎

初美花が帰った後、再びジュレ快盗説を持ち出した圭一郎。
特に追及はしませんでしたが、何故夢の中に初美花が現れたのか。
その疑問が圭一郎の中に残りました。

今後、接点が増える度に奇妙な一致があることに気づいていく展開になるので
しょうか。

最後にザミーゴとデストラの邂逅。
デストラには「様」付けなんですね。
何か企んでいるようです。

次回、グッディにもモテ期が来た!
ルパとパトでグッディ争奪戦が勃発。
ついにコレクションの謎が語られる重要回になるようです。
大怪盗アルセーヌ・ルパンとグッディの過去が明らかに。

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