想いの強さだけで開ける道には限界がある
ネットの海に溢れるネタバレを回避しつつ40年前のSFドラマを観る仲村さん。名だたるスタッフが破格の製作費と熱意を注いで作り上げた作品だけあって
今観ても素晴らしい出来。
物語は遂に核心に迫り、謎の惑星からの脱出を計る緊迫のシーン・・・という
所で吉田さんからの電話が。
ネタバレ禁止を言い渡すが、その心配はないと言う。
この先は言いようがないのだと。
突然ナイフを仲間に向けるムトー。
ここに連れて来られた理由も、この惑星のことも知っていた。
彼は何者なのか、「向こう」では何が起きているのか。
謎を抱えたまま次回へ続く。
しかし、『惑星O』は予想だにしない驚愕の展開を告げた・・・⁉
一度発生した靄は生涯晴れることはなく
どんなに人気があっても、熱意があっても、体力が尽きてしまえば前には進めない。
常に全力を出していたら、起き上がれなくなってしまう。
『惑星O』は本来なら2部、3部と続くはずだったのに、1部を作り終えた頃には
気力を出し尽くしてしまって打ち切りに。
何ともモヤモヤした最終回となってしまったわけです。
打ち切り。
平和な日常で突然狙撃されたかのような、若しくはホラーやサスペンスで来る
ぞ来るぞと思っていたら案の定襲われるようなアレ。
製作中かと待っていたら、もう終わりだと告げられた時の衝撃と言ったら・・・
日本でDVD化してないだけかと思いきや終了してた海外ドラマ。
唐突に数年後に跳ぶ漫画。
特に長い休載を耐えた後にこれがあると、心が追い付かない。
思わせぶりに張った伏線はどこにいったんだ。
かと言って、続編やリメイクでの復活を素直に喜べないんですよね。
空気というか雰囲気が違う、役者総入れ替え、無理矢理終わらせたが故の設定
の矛盾とか、そこかしこにモヤモヤポイントが。
似て非なる惑星に迷い込んだ感覚。
それに、今度こそしっかり終われるかも分からないですし。
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