キュウレンジャー 第23話 俺様の盾になれ！

強敵フクショーグン襲来！新旧レッド共闘なるか⁉

秘書とシェフを連れた伝説男はテレビ局へ向かっていました。
倒したはずのドン・アルマゲが何故生きているのか探るためだそうです。

オリオン号ではツルギにキュウレンジャーの役目はもう終わったと戦わなく
ていいと言われて納得のいかないラッキーがいました。
そこへエリスのもとへ行っていたバランスとチャンプから連絡が。
まぁ、予想通り失敗。
ラッキーじゃないとダメだそうです。

しかし、当のラッキーはツルギの情報は別に要らないと言います。
当初敵として登場したスティンガーすら、キュータマを持っているからとい
う理由で信じ抜いたラッキーだというのに。
これまではむしろ、逆境には進んで突っ込んでいっていたと思うんですが。
例のラッキーの過去の謎と関係があるんでしょうか。

大学に続きテレビ局まで運営していたジャークマター。
アナウンサーはインダベー（スーツ着用）ですが、こいつら普通に喋れるん
ですね。

突然の電波ジャック。
完全に悪役のやり方ですよ、伝説の救世主。
テレビを通して挑発し、ジャークマターを誘き出す作戦だそう。
ラプターはしっかりツルギの秘書をこなしていますね。

しかし釣れたのはダイカーン・メディアツヨインダベー。
メディアを舐めたら痛い目に遭いますが、ツルギにとっては期待外れの小物。
局内には民間人もいて、ラッキー達は民間人の救助に駆けつけます。

そこにフクショーグン3人衆の1人、テッチュウが降ってきました。
カローの上の存在だそうですが、司令も知らないことでした。
ツルギとは顔見知りのようですが、テッチュウは知らないと。
過去の戦いで倒されて、復活した時に記憶がリセットされたんですかね。

周囲の被害を気にしないツルギの戦い方。
とうとうテッチュウのモーニングスターが民間人へ。
それを身を挺して庇ったラプターが負傷してしまいました。
回路がバチバチいうほどの大ダメージです。
ここは一旦引くことに。

民間人の被害を気にしないツルギにラッキーは怒ります。
しかしツルギは、宇宙を救うには多少の犠牲は必要と言う。
かつてのツルギの仲間達は、ツルギの盾となって散っていった。
仲間を犠牲にするツルギに益々怒りを募らせるラッキー。

オリオン号に戻り、ようやくエリスからツルギの情報を教えてもらう一同。
同時進行でラプターとスパーダもツルギ本人からかつての戦いを聞きます。

ホウオウキュータマの影響で永遠の命を手に入れたツルギ。
有り余る時間の使い方を考え、宇宙の統一を果たしました。
しかし、その平和も長くは続かなかった。
ジャークマターが現れたからです。

ツルギと88人の仲間達はアルゴ船でジャークマターに乗り込みました。
仲間達はツルギの盾となって再起不能、または命を落としていきました。
そして、永遠の命を力に変え、ツルギはドン・アルマゲを倒しました。

この話をするツルギが、仲間の犠牲に何も感じていないとは思えません。
ツルギが仲間を盾にしたんじゃなくて、仲間達が自ら盾になったんでしょう。
仲間達の犠牲を意味のあるものにしたくて「犠牲は必要」と言ったのかもし
れません。
尤も、だからといって本当に犠牲を出してはいけませんが。
ツルギをコールドスリープさせたのはオライオンだったようです。
ドン・アルマゲを完全には倒せていなかったと気づいていたんでしょうか。

メディアツヨインダベーによる巨大ドミノ。
お正月の特番を思い出します。
メタル化したデスワームも投入されました。

あくまで1人で戦おうとするツルギに、1人だからドン・アルマゲを倒せなかっ
たんだと言うラッキー。
好きで1人になったんじゃなかったとしたら、なんとも残酷な言葉ですが、今
のツルギには必要な気がします。

今回のロボ戦は、

・メディアツヨインダベー、モライマーズロボ、デスワームの3体同時巨大化。
・キュウレンオー、空を飛ぶ。
・悔い無きテレビマンの最期。

　の3本でした。

ツルギの強さは認めるも、ラッキーは共闘を拒否します。
過去、リベリオン壊滅を経験した司令が助言してくれる展開になるのでしょうか。

ラプターとスパーダは一応ツルギと上手くやっているようです。
前回の共闘で、ツルギが少しは認める存在になった2人。
仲良くスパーダ特製のカレーを食べて野宿する模様。

次回、300年前の戦いが詳しく描かれるようで、今から楽しみです。