サザンクラウザーと吉田家ヒストリー
リバイバルという形で大人にも受け入れられているミミ&ナナ。しかし、仲村さんが小学生の頃はダサアイテムの一つであり、母に持たされ
続けた当時の嫌な思い出を彷彿させるキャラクターでもある。
吉田さんの幼少時の思い出は「南十字軍サザンクラウザー」
1番好きな作品で、DVDを仲村さんに貸し出すほど。
南十字星の力を宿した騎士と、ベルゼブブ率いる魔十字軍が戦うストーリー
なのだが、実際に観た仲村さんは、この話題を避けていた。
何故なら、感想を語ろうにも褒める所がどうやっても見つからないから。
西洋風で登場したのにサムライ魂に目覚め、ボスと命が表裏一体という設定
と愛馬ケンタウリが行方をくらませた。
代わりに新しいボスが追加され、生き別れの母が囚われの身であると判明。
サザンクラウザーも驚いたろうけれど、仲村さんも思わず停止ボタンを押し
た。
一応最後まで観たけれど、どこまでもグダグダだったなんて総評は言えない。
どうにか誤魔化そうとベルゼブブ撃破までしか観ていないと答えた仲村さん。
すると、吉田さんはとてもいい笑顔であの展開の感想を叫んだ。
「最ッッ高に・・・フザけんなって思いますよね‼」
まさかの全否定、1番好きだと言っていたのは嘘だったのか・・・⁉
いい思い出は、「好き」の最高のスパイス
作品に対する想いは、内容だけでは語れない。視聴していた側の事情やリアルタイムの重みも込められている。
サザンクラウザーは迷子でも、そこには暖かい幼少時の思い出共存している。
吉田さんは子供の頃、祖母と一緒に観て、ショーにも連れて行ってもらった
楽しかった思い出がサザンクラウザーにありました。
その思い出込みでサザンクラウザーが1番となっているそうです。
内容がアレであろうとも。
「昔はよかった」みたいな感じですかね。
実際は今と特に変わらなかったり、むしろマイナス要素があったりしたんで
すが。
昔は若くて希望があって、体も言うことを聞くしと、今は亡きもの達が存在
した時を「良き時代」にしてしまっているような。
そして件のミミ&ナナ。
ミミ&ナナも母の「女の子教育」の刺客であったという苦い記憶がある一方
で、自分よりも子供達の物を優先してきた母の愛情を表すアイテムでもあり
ました。
それ故に複雑な感情を抱くことにも。
しかし、ミミ&ナナ問題にもそろそろ決着を付ける時。
リバイバルに乗じて、かつて笑われた屈辱を晴らしてしまおう。
そんな思いで挑んだ仲村さん。
ミミ&ナナお弁当包みは好感触を得ましたが、まさかの逆襲返し。
過去からの刺客に敗れ去りました。
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